困った世の中

    

     なんだか大変な世の中ですね。
     老後は二千万円要るとか騒がしいです。
     老人は暴走し、死者を出しても逮捕されない世の中、
     昨日はその方の映像をつくづく見ました。(昨夕)
     (今朝逮捕の報あり)


      マスクしてサングラスして詫びを言い    川柳


      揺り籠で寝ながら老後の算段し       川柳


      内政に厭きて外遊また始め         川柳


      来ないなあ頬杖で待つ北の人        川柳


     現総理はあまり決断力のない人に見えます。
     困ったことからはすぐ逃げ、イランに出かけたら
     船が襲われたとか、そう上手くばかりは行きません。


     外国へ行けば「日本の総理」と歓待されると思っていると
     大間違いです。
     最大目標である北の国にさっさとでかけたらいいのに、
                  怖いのかしら・・・
     細君さえ制御できないのでは、あの方とサシでやるなんて
     無理かもしれませんね。


     私は煮え切らない男は嫌いです。


     そういえば、前回の続き、<引きこもり>について
     私なりに考えました。
     寺町に住んでいたのですが空からはいつも爆弾でした。お墓の間を
     逃げ回りました。B29という戦闘機がいつもブンブン空を飛んで
     おりました。今生きているのが夢のようです。


      よく生きてきたと自分を誉めてやる     川柳


     生きているだけで奇跡なのですよ。
     この地球の土を踏んでいるだけで奇跡なのですよ。
     親を泣かせて引きこもるなんて・・・・


     親は芋やカボチャを食べて生き延びたのですよ。
     もうこんな思いはさせまいと大事に育てたのに
     情けないことです。


     戦争がこんな親と子らを産んだのだと思います。
     <80と50>問題というらしいですね。
     今からでも爆弾の下で生きてると思って外に出てきてください。


     生まれたと思ったら老後の心配をするなんて、なんという国に
     なったんでしょうね。揺り籠の中で老後の心配!!!


     「六月を綺麗な風の吹くことよ」
             その六月に吾は生まれたり  短歌
      「・・・」は子規の俳句です。吾・・・ここでは<あ>と読みます。


         この六月が私の誕生日なのです。
      梅雨でオムツが乾かなかったことでしょう。親に感謝です。