まずまず なんて    

   

   今年も柿の季節になりました。
   まだちょっと固いですが、ヴェランダにただ干しておくと、十日ほどで
   美味しい干し柿ができます。お試しあれ。


   たいへんな災害でしたね。
   てっきり当千葉を直撃すると思ってメールで遺言を送っておいたのに(?)
   朝起きて見たら日本の真ん中辺を通って行ったのですね。


   台風をできかけの直後に爆破してしまう技術などできないものでしょうか。
   ただ嘆いてばかりいないで科学好きの方考えてくださいませ。


     ●まずまずと先ずは舌禍の幹事長        川柳


     ●藤村も太宰も千恵子も泣く惨禍        川柳


   千曲川、多摩川、阿武隈川など
   いうのもなんですが油断が過ぎたのではないでしょうか。


   わが棟の前に小さな水路が通っています。(すぐ前の海につながっています。)
   ニ、三日前にふと見ると魚が無数に泳いでいました。
   海から逃げて来たのですね。
   台風のことなど忘れていたのに魚は肌で感じていたのですね。
   偉いなあ、賢いなあと今になって思います。


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   千曲川旅情の歌          島崎藤村


   小諸なる古城のほとり
   雲白く遊子悲しむ
   緑なす繁縷は燃えず(はこべ)
   若草も敷くによしなし
        しろがねのふすまの岡べ
   日に溶けて淡雪ながる


   ニ
   昨日またかくてありけり
   今日もまたかくてありなむ
   この命なにを齷齪(あくせく)
   明日をのみ思ひわづらふ