進次郎氏のこと

      

   虚子門4Sと言われた阿波野青畝の句が好きである。
   濁世もなかなか面白いものだ。


   小泉進次郎氏が結婚した。
   大フィーバーである。
   でもそれほどの人物だろうか。
   お相手のクリステル氏の方が天下を取るような気がしてならない。
   進次郎氏の話は下手である。まとまりがない。


   深謀遠慮して妻選びをしたのだろうが、滝川氏にしてやられた感
   がある。
   母がいない人なので心のどこかで母恋いの思いを抱いていたにちがいない。
   その空白の思いをクリステル氏に見抜かれてあっさりと落ちた。(!)


   鎧を着ていたという。それは政治家の跡継ぎで、身構えながら生きて
   来た証拠である。
   でも女性は賢い。そんな思いなどお見通しなのである。


   男性で妻の掌の上で踊っていない人などあろうか。否である。
   クリステル氏を選んだお積もりだろうが、選ばれたのである。


   未來洋々の積もりが女性総理の夫(!!)で終わるかもしれない。
   これからの日本の政治家は語学が必須である。


   進次郎氏が英語を話すところなど聞いたことがない。
   完敗である。


   これだから濁世暮らしはやめられない。


   端居・・・はしい、夏の夕方、涼をとるために縁側などに出ていること
   濁世・・・じょくせ、末世