秋風に

     ●秋風に恋の編み棒動き出し             川柳


   硬い時事川柳ばかり作っているみたいですがこんな句も作ります。
   この絵は、色鉛筆一本一本使って描いたのですが一本の中から
   いろいろの色が出て来てセーターを描いたりも出来る色鉛筆もあります。
   が、まだ手元にはありません。欲しい一品です。


   画材店にあるようです。
   
   女子高生などもう編み始めているのではありませんか。
   この一句はどこかで特選をもらいました。
   私にしては優しい句で気に入ってます。。


   編み物も好きです。
   結局、左手ばかり酷使しています。
   実は今も右肩が痛むのでパソコンも左手で打っています。

     からあたま

    

     ●顔は良き 弁舌も良き からあたま            川柳


      環境大臣とやら・・・言ってくれましたね。
      氏のようにあまり中身がない人間を亡母は、空あたまと言っておりました。
      辞書を引いても見つかりません。
      母は無学でしたが、物事を的確に言う人でした。
      辛辣ですが的を射ていたと思います。


      小泉氏はもう少し勉強が必要ですね。閻魔様はオミトオシです。
      この人が将来の総理と言われるのでは日本もお終いですね。


      何をどう言いつくろっても<セクシー>と<環境>はつながりませんね。
      何かありそうで何もないのがあの方です。


      sexy・・・・・<➁の意味>、性的魅力のある、セクシーな、
             人目を引く、挑発的な、俗受けする、などなど・・
      
     日本語でいう、ヤバイのようなものかなぁ・・・・・

     無残やな

     

     遼佑君は死んでしまった。


     たった九年の生涯を終えて逝ってしまった。
     義父・進藤悠介に首を絞められたのだという。


     とても利発な顔をしたいい子に思えた。
     義父なる人間は私の故郷の言葉でいうと、<やろこ>
     である。まだ大人にもなりきれず、こんな人間がなんで人の子の親
     になり得よう。


     昨日は一日つらかった。
     私の身辺にもいろいろなことがあって泣いた。


     また亡父のことで恐縮だが、父の母は八歳の時死んだという。
     義弟との財産争いもあって田畑すべてを義弟に譲って
     街に出てきた。
     生活は貧窮の底を極めた。
     父は70ぐらいの時まで、酒を飲んでは実母恋しさに涙を流した。
     悪さをしたとか、同腹の弟と庭の柿の木に括り付けられた
     とか言って泣いた。老人になっても泣くなんて!


     「お前たちはいいなあ。お母ちゃんがいて・・・」
     私はきょとんとした。当たり前だ!と思った。
                  実は父は老人になっても実母のことを恋うていたのである。
         
     ニュースではSNSで知り合った男だという。
     なんで、なんで、男がいないとダメなのか。
     一人で生きられなかったのか!
     子供より男だったのか。


     そんなところで知り合ったのでは、ろくな男がいるはずがない。
     
     命はかえらない。


     写真でしか知らない遼佑君のことを思って泣くしかなかった。
        亡父の涙が今にして解って泣いた。
     人間って、悲しいなぁとつくづく思う。


        今日の雨は涙雨かも。