人間という悪魔

    

   ハローウィンとやらが近い。
   若い人は仮装の準備でウキウキしているように見える。


   仮装は何のためにするかというと、自分の中に
   悪魔が入り込まないように、いろいろ化けて
   悪魔の目をごまかすため、とある。
   納得、納得。


   私は違う、という人がいるかもしれない。
   でも自分の心のなかをそっと覗いてみてほしい。
   いる、いる、うじゃうじゃいる。みな悪魔を飼っている。


   人間ほど心の中に悪をため込んでいる生き物が、この世に
   いようか。(シリアを見よ!日本政府を見よ!)


   可哀そうなイノシシと思う。その一方で豚肉を頬張っている。
   それが人間である。私である。


   (この絵は昨年描いた。)